安全管理ブログ

京都市山科区のお客様より雨漏れのご相談をいただきました。

雨漏れが以前からきになっていて、今回ご連絡をいただきました。

現地のお客様のお宅に行き、屋根を上り屋根の状態を点検したところ、棟瓦が割れていて、けらば瓦も3枚ずれていました。 おそらく雨漏れの原因は棟瓦の割れ、ズレ、けらば瓦のずれ、割れ、瓦下地のフキ土もこぼれていて、棟瓦のしっくいも水を吸収し、しっくい事態にも黒カビ、コケ、雑草が生えていた状態で、これが原因だと思われました。

雨漏れ部屋内の天井にもカビが生えて腐っていました。雨漏れ部分の瓦をめくり、フキ土の状態、下地の防水ルーフィングの状態、下地の野地板の状態を確認したところ、フキ土は流れ出ていて、残ったフキ土もかなり水を吸収していました。防水ルーフィングも所々で劣化して破れていました。野地板の状態はルーフィングの破れた部分から雨漏れで雨が入り腐っていました。

今回、お客様にご提案させていただいた雨漏れ工事の方法と修繕方法ですが、雨漏れ部分の部屋内の天井の張替えと屋根瓦の差し替えによる、棟瓦の脱着、しっくいの塗り替え、瓦下地のフキ土の補充、瓦下地の防水ルーフィング、瓦下地の野地板の補修、棟瓦一部分の瓦差し替えとけらば瓦の差し替えをご提案させていただきました。

天井の張替えは、下地に寸三と胴縁を使い下地補強をしっかり入れ、天井材には白系の化粧パネルで仕上げました。肝心の屋根は、シルガードという水のいらない白なんばんというしっくいを使用し、瓦は同じ色の瓦はないのでエス瓦の黄色系の瓦を使いました。

工事にかかった日数は、屋根の補修で4日、部屋内の天井補修で2日の合計で6日で仕上がりました。工事中はなんとか雨が降ることなく、事故もなく安全に工事を進めることができました。梅雨の時期の雨漏れの緊急の工事なのでお客様にはとて喜んでいただけました。

雨漏れを漏れたままにしておくと、屋根だけじゃなく、お部屋の天井や壁にも影響がでできますので、お部屋に影響が出る前に直しておくほうがいいですね。


京都市内で雨漏れなどのご相談がございましたら、安全管理にお気軽にご相談ください。

※掲載許可の関係で写真はイメージです。

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